2017-08-30 第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
この間、国連安保理が新たな制裁決議を採択したことを契機に、北朝鮮は、グアム島周辺への包囲射撃を検討していると表明し、米国を強く軍事的に威嚇しました。一方、米国のトランプ大統領は、北朝鮮がこれ以上アメリカをおどすのであれば、炎と激しい怒りに直面することになるだろうなどと発言をいたしました。
この間、国連安保理が新たな制裁決議を採択したことを契機に、北朝鮮は、グアム島周辺への包囲射撃を検討していると表明し、米国を強く軍事的に威嚇しました。一方、米国のトランプ大統領は、北朝鮮がこれ以上アメリカをおどすのであれば、炎と激しい怒りに直面することになるだろうなどと発言をいたしました。
あわせて、北朝鮮は、火星十二号を四発、グアム周辺に包囲射撃をするということ、また、十七分十五秒飛行し、三千三百キロメートルの距離で、そして八月中旬ぐらいまでにこれを行うというようなかなり具体的な情報も発しております。伺いますが、その際、島根県、広島県、高知県の上空を通過するといった、日本の県の名称まで言及をしていると言われていますが、伺いたいのは、PAC3についてであります。
北朝鮮はグアム島周辺への包囲射撃を行うという意図を表明し、また、トランプ大統領は核兵器の使用も示唆する、相互に威嚇の応酬がエスカレートしていると思われます。 日本の防衛大臣としてこの緊張感の高まりをどう認識しているのか、危機は差し迫っているのか、御認識を伺いたいと思います。